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教育関係者の方へ

鳥の海以南と亘理町沿岸部地域に、亘理町の豊かな緑を取り戻すべく、町内外一体となって10年かけて植樹を行います。

 
苗木づくり体験等を防災教育やキャリア教育に活用して頂くことで、復興を担う子どもたちと共に亘理町の未来を考えたいと思っております。

関わり方①「苗木づくり体験授業」を実施

 

私達はこんな話を聞きました。

 
東日本大震災後に、小学生が学校の授業の一環として役場へ行き、「私達に復興の為に何か手伝えることはありませんか」と聞いたそうです。しかし、残念ながら、子ども達が関われることをすぐには思いつくことが出来なかったと。
 
わたりグリーンベルトプロジェクトは、老若男女問わず、まちの未来作りに関われる希望のプロジェクトです。
 
30年後、40年後の未来を担う子どもたちに、いま関わってもらうことが、今後まちの将来を考える上でとても大切だと私達は考えています。
 
○苗木づくり体験授業の概要
•教科   防災教育、キャリア教育(志教育)、自然体験教育、地域教育
•対象   小学生、中学生、高校生
•実施場所 学校敷地内、亘理町内の特設作業場
•受入人数 作業場での体験学習は25名迄、出張授業は要相談
•講師   地元の種苗・造園業者等の専門家
•実績   山下第一小学校
•内容   苗木づくり体験
 
○プログラム例:90分2コマの授業
 
   5分 講師紹介 
    地元の種苗、造園業者さんからのお話
 15分 防潮林の歴史、防災機能を学ぶ
          伊達政宗の時代から続く防潮林の歴史、津波に強い樹木とは
 60分   苗木づくり体験
          種取り、ポットいれ等、時期に合わせたカリキュラムを用意
 10分   質問タイム
 →苗木づくり体験授業の様子はこちら
 
○学校授業へ取り入れるメリット
1. 地域復興
復興のプロセスに関わることで地域の未来を考える機会を創ります。
2. 防災教育
防潮林の意義を理解し実際の作業に関わることで、防災の大切さを理解します。
3. キャリア教育 (志教育)
地域の林業、種苗業、造園業等の地域産業についての理解を深めます。
 
○参加した教員と子供達の声
•「今日植えたどんぐりやマツは3年後に植樹するとききました。年生になったらまた植えにくるのが楽しみです」(小学3年生)
 
•「こどもたちは復興への想いはあったものの、具体的に形にする場がありませんでした。防潮林を植えたことで、思いが地域に根付いていくきっかけになったと思います」(引率教員)
 
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○申し込み方法
プログラム実施を検討している学校関係者の方は、学校名、担当者様の連絡先(名前、メールアドレス、電話番号)を明記の上、お問い合わせまでご連絡下さい。出張授業も行っておりますので、プログラム内容は個別に相談させて頂きます。
 
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