苗木づくりから植樹までの流れ
沿岸部の防潮林、および内陸の森を復活させる為には、
145ha分の苗木が必要となります。
その苗木を2011年から10年間かけて、
亘理町内、そして全国の皆様とともに育てます。
亘理町に自生しているmother treeから種を取り、その種をポットに入れて、
お日様がたくさん当たる育成予定地で苗木をのびのびと育てます。
そして2年間の準備期間を経て、沿岸部に苗木を植えます。
※苗木の育成予定地は、沿岸部とは別の場所にあります。
苗木づくり体験とは
亘理町内、全国の皆様とともに「おらほの森」を育てるため、
季節に応じ、また苗木の育成期間に合った、苗木づくり体験を提供しています。
下には代表的な体験内容のみ紹介しております。
実際の作業内容は変更になることもございますので、
あらかじめご了承下さい。
1. 種取り
2011年6月に行う防潮林観察会で種を採取する mother tree を決めます。
それに基づき、6月中旬から11月まで
サクラ、モミジ、コナラ、クヌギ等々、
沿岸部や公園などの亘理町近郊にある樹々から種を採ります。
2. 種まき、挿し木
種取りで採取した種を畑へ蒔いたり、ポットへ入れたりします。
または、挿し木を行うこともあります。
作ったポットには、参加者の名前札を立てていただき、
苗の成長の様子はブログ等で発信していく予定です。
3. ポットを育成予定地へ移動
地元苗木業者さんの作業場で作った苗木ポットを、
防潮林の育成予定地へ移動します。
皆の声かけ、チームワークがとても大切です。
4. 草取り、追肥
苗木がきちんと育つように、
畑に蒔いた種、ポットに入れた種の管理が必要です。
育成予定地やポットの中の草取り、
肥料を追加する作業をします。
2016年から開始『苗木の里親』制度
里親の皆様へ 自宅での鉢替え方法↓